映画

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    何でも観ます。

    特にこだわりはありません。

    そりゃ食指が動く動かないはありますけど何でも観ます。

    観る作品にこだわりのある人もいますけど、何ていうのかな、寄席で例えたら真打はチャンと聴くけど前座は聴かないみたいな、そんな感じのことは果実はしません。

    シネコンも名画座も単館も何でも大丈夫。

    学生が作った映画を視聴覚室で観るのもOK。

    まぁ果実の映画行動範囲はイオンシネマ板橋と池袋新文芸坐が主になってますが、その両館だって全部は観れないですからね。

    アカデミー賞作品もラジー賞作品も観ます。

    果実の目で判断します。

    それは落語でも然り。

    そりゃ出番であり掛けられるネタの違いにキャリアの差もあって真打を上回る前座はまずいません。

    しかし聴きどころのある前座もいるし、いいと言われてる真打だけどそれほどでもなかったりもあるし、売れてるから良い、売れてないから悪いということもありません。

    まずは聴いてみること。

    出来れば二度三度。

    ずいぶんと偏った聴き方をされるお客さまを長く見てきたからか、映画もこだわりなく観るようになりましたね。

    古い映画でも良いものは良いし、新しい映画でも良いものは良いし、その逆も然り。

    あとは単純に聴くのが好き、観るのが好きっていうのもあると思います。

    ただ落語より映画の方がラフに接せられますよね。

    それはやはり生業じゃないからですけど。

    落語と映画は共通点が多々あります。

    だって物語を通じて色々なことを伝えるんですから。

    そこが一番似てるんじゃないかな。

    どっちも大好き。

    昨夜も池袋新文芸坐で2つ観た後、例によって歩きながら聴く落語。

    そのルーティンは凄く幸せ。(*^^*)

    帰ってきたヒトラー

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      今回銀幕で2回目。

      本作を観て善し悪しではなくシミジミとヒトラーのすごさを思う。

      「もしもロルカが詩を書いていなかったとしても、2+2=4は4だっただろう。もしナポレオンがスペインに侵攻していて、今フランス語で授業をしていたとしても、2+2=4は当然ながら4のままである。覚えておきなさい。完全な真実というのは常に答えが同じであり、つまり2+2は4なのだ。」

      上記は『マジカル・ガール』からの台詞。

      それを思い出す。

      つまり本作は時代を超えてヒトラーはその存在を示すであろうというお話だからね。

      てか、映画でもそうだし。

      ヒトラーに関連する映画が作られない年はない。

      毎年毎年なにがしかでヒトラーの映画を観る。

      「私は皆の一部だ。皆は私と似ている。価値観も似ている。私が扇動したのではない。皆が私を選んだのだ。具体的な計画があって責任をとる指導者を求めていたのだ。もし私を責めるのであれば皆も責められなければならない。」

      上記は本作からの台詞。

      ヒトラーの善し悪しは民衆の善し悪しでもあるということ。

      きっと現代でもヒトラーは頭角を現したんじゃないか、歴史はくり返すんじゃないか、当時も今も実は変わらないんじゃないか、そんなお話。

      ヒトラーがではなく、ヒトラーの存在が「完全な真実」なだけにタチの悪い問題で、ヒトラーは何処にでもいるし、その誰かがなり兼ねないということ。

      しかしヒトラーは本当に演説が上手かったんでしょうね。

      「沈黙」という演説も出来たんですから。

      池袋 新文芸坐にて。

      アイヒマンの後継者〜ミルグラム博士の恐るべき告発

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        「人間は何故どこまで残酷になれるのか」

        果実でも知っているアイヒマンテスト。

        それにより悪の凡庸さを科学的に立証したミルグラム博士。

        しかしその実験が人道的に如何なものかと批難を受けるが、人間の持つ闇の部分を解明し、そこから一歩ぬけ出せれば真の自由になれると訴えた実話の映画化。

        結局、人間は権威であり力に弱いわけで、それは力を行使できる方もされる方にも言える。

        ホロコーストの惨劇もアイヒマン曰く、「上からの命令でやった」ということで、つまり「命令がなければやらなかった」となる。

        例えば映画であり落語も然り。

        「◯◯は面白い」

        ミシュランも同じ。

        「◯◯は美味い」

        権威から言われると大したことなくても皆がそうかと思って流行ったりする。

        要は誰でも操り人形化してしまうことがあるわけで、その要因は人間は状況に流されてしまうというのが大きく、例えばイジメも何となく…で標的にされたりします。

        そして誰も助けようとしなかったり。

        空気に左右される。

        だからそれが上からの指示であれば大義名分、従順に従ってしまうのが人間で、従わなければ自分の立場がなくなる。

        そうしたシステムの「代理人」状態からぬけ出せれば真の自由を人間は得られる。

        しかしそのことについての答えは未だ出ておらず、アイヒマンテストの投げかけた問題は大きい。

        池袋 新文芸坐にて。

        ラストコップ THE MOVIE

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          捜査中の事故で30年間昏睡状態だった”昭和”の刑事が平成の今になって奇跡的に覚醒、草食系男子の刑事を相棒にして今回は暴走する人工知能をくい止めるお話。

          唐沢寿明さんのキャラで引っ張っているドラマ。

          元々はテレビドラマで今回は映画にして完結させたみたい。

          人工知能の暴走というけど、結局はそれを使う人間の問題であって、なまじ人間が人工知能化してる方が恐い。

          「人工知能は失敗しない」

          その台詞から解るように少なくとも人工知能は落語的ではない。

          落語を音楽として語ることは可能だろうけど生き様はない。

          恥も涙も悩みもない。

          人工知能は落語家にはなれない。

          まぁなる必要もないけど。(^◇^;)

          「悩んで悩んで迷って迷って失敗しても、それでも自分の意志で生きるのが人間だろう」

          そうしたクサいというか熱い台詞も唐沢寿明さんが言うとハマる。

          昭和の果実にはなかなかに楽しく観られました。(^^)

          イオンシネマ板橋にて。

          四年前の果実日記より

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            【例の知人の話をした】

             子供を育てるのに、生活していくのに、本当に必死で大変だったんでしょう。

             何か夢もあったのかもしれない。

             働きづめでクタクタだったらしく、心身のバランスが崩れていた時に、そのようなネットでの攻撃にとらわれてしまい、そして……。

             どういった内容で、どのようなことになっていたのか詳しくは知らない。

             ただ、多額な金銭の要求をされたらしい。

             相手にしてみれば金が入ってくれば儲けものくらいで、どこまで本気だったかは今となっては知りようもないが、もし本当に金銭の関わることならネット掲示板で請求してこないだろう。

             しかも身元がハッキリしない匿名の相手なのに。

             心身のバランスが崩れてる時だから、普通なら判ることでも真に受けてしまって、そんで壊れていってしまったのかな。

             バーチャルとリアルの区別がつかず、思い詰めてしまったんだろう。

             相手にしてみれば、真に受けてるし、つけこんで面白がってただけじゃないのかな。

             だってチョイと考えれば、どういう経緯のどんな話か知らないけど、もし何かあって警察が動いたら捕まるかもしんないし。

             掲示板でのやり取りだからみんな見てるし。

             まぁ、どんな抜け穴があって、本当に金を獲ろうとしてたのかもしんないけど。

             今となっては全て藪の中。

             ただ少なくとも死後、金銭云々の事は聞いてないから、想像するにネット掲示板上でのよくある行き過ぎた悪ふざけだったんだと思う。

             知人が弱ってる隙に入り込んでしまった毒だったんだと思う。

             母子で何とか暮らしていこうと、大学にもいかせてやりたいと、一生懸命にやってたけど疲れもたまり弱ってきてた時、スッと入り込んだ毒。

             その闇で道を誤り、結果、子供に一番残酷で辛いことをしてしまった。

             最初はとにかく何とか育てていこうという、純粋な親としての責任と気持ちだったはずなのに。

             一度、携帯で写メを見せてもらったことがある。

             自慢気だった顔をよくおぼえてる。

             今、その子供はどうしているんだろう?

             ネットも所在と責任をある程度明確にして、バーチャルとリアルの区別がつくように、少しはリアルの方に引っ張っておかないと、よろしくないどころか危険だと思う。

             匿名性を悪い方に勘違いする輩が減らないと思う。

             ネット上で中傷する行為とは?

             匿名で相手を否定して自分の劣等感を慰め憂さを晴らす卑劣な嫉妬。

             合掌。

            カフェ・ソサエティ

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              ハリウッドで叔父と甥が同じ25歳の女の子に恋してしまう三角関係のお話。

              ウッディ・アレンの達観した視点がお見事。

              こんな恋物語を作れる80代って何?

              何かっつーと相手を説得して(殺して)コンクリで埋めちゃう叔父さんがスッカリ気に入りました。(笑)

              「(フラれた女の子に対して)それでも花を送って口説き続けなさい。花でおちる子ではなかったとしても女の子は贈り物が嬉しいものよ」

              叔母さんの台詞にシミジミ。

              やっぱウッディ・アレンはすごいわ。

              お洒落の一語。

              イオンシネマ板橋にて。

              http://ism.excite.co.jp/art/rid_E1493613926166/(カフェ・ソサエティ 二井康雄さんレビュー)

              昨日はしのばず寄席と池袋 新文芸坐

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                しのばず寄席は17時半上がり。

                前座の伸しん君のリクエストで『狸札』。

                リクエストっていうのも変だけど楽屋で話してたらそうなった。

                普通に狸札は久しぶり。

                若干…否、かなり思い出しながらだったけど、身体に入ってると出来るもんだね。

                台詞が普通に出てくる。

                お客さまはGW最終日だからか少なめ。

                でも20名様弱かな。

                トリの歌助兄さんの『子は鎹』を勉強して広小路亭から新文芸坐へ。

                『夢二』はお初。

                何かでテレビで少し見たことがあったかな。

                でもチャンと観るのは初めて。

                即ち銀幕も初めて。

                観終わってから例によって池袋から歩く。

                師匠を聞きながら。

                落語を歩きながら聞くの大好き。

                しかも夜道だとなおのこと。

                何んだろうね。

                『その男、凶暴につき』で志ん生師匠の『黄金餅』が夜道で流れてたけど、何んだろうね、落語と夜道はよく似合うのかな。

                多分この楽しみはズッと続くと思う。

                歩くのは身体にもいいし。

                ただね、夜道ってのがね、うん、昼じゃないのよ、やはり夜道なのよ。

                宵闇で人間の業を耳にするのがいいのかな。

                ともかくそんなGW最終日でした。

                夢二

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                  画家の竹久夢二とその女達と取りまく人達のお話。

                  例によってストーリーは気にせず観る。

                  だいぶ清順監督の観方が判ってきたような、そうでないような。

                  ジュリーが夢二で主演。

                  ジュリーよかった。

                  驚いた。

                  やはりいい役者さんだったのね。

                  ついつい『魔界転生』ばかりに目がいっちゃうけど。

                  原田芳雄、流石でした。

                  松田優作もよかったけど、やはり役者としては原田芳雄の方が上だ。

                  『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』とで三部作らしいけど、本作は前二作に比べると少し物足りない気がした。

                  鬱屈度の差があったのかもしれない。

                  『ツィゴイネルワイゼン』はそれが爆発してた。

                  『陽炎座』はそれを推し進めてた。

                  本作では少し落ち着いてしまってた気がする。

                  あくまで果実の感想。

                  池袋 新文芸坐にて。

                  今日はしのばず寄席 そして帰りは池袋新文芸坐で『夢二』の予定

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                    だいぶ体調も復活してきて何とか高座も大丈夫だろう。

                    段々に体調を整えるのも稽古のうちになっていくのかな。

                    そんなには無茶はきかなくなってきてる。

                    朝まで呑んだらその日は夜席であっても絶対に喋れないでしょう。

                    映画も然り。

                    映画を観るのも体力がいる。

                    3本4本となるとやはり疲れる。

                    映画を観るだけなのに疲れる。

                    老いというのはこういう風にしのびより、そして昔は大丈夫だったことが出来なくなっていくのかもしれない。

                    『夢二』は観落とせない。

                    占いとは

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                      『 占いは心のマッサージみたいなもので、時々ほぐすと気持ちの良いものでやる気になれたりテンションが上がるもの。凝り固まっていては見えない事がある。やわらかくないと見えない事もある。心は常に柔軟であった方がいい。 』

                      ゲッターズ飯田さんの言葉は判りやすくていい。(^^)